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Mの憂い@-1st.stage★Puzzled of fragments Chapter 7 脅える魂 「まったく、なんで俺がこんな目に・・・。これが原因で亜梨葉様に捨てられたら警察はどうしてくれるんだ」 警察のしつこい聴取を終えた緑田たかしは、うっとうしい顔を更に曇らせタクシーの中でぼやいていた。 「よし、女王様への貢ぎ物を買って部屋に戻るか。それで今晩は・・・むふふ」 今まで曇っていた顔は日が差したように明るくなる。 {この人、なんだかいやらしい笑いしてるな。} バッグミラー越しに緑田の様子を見ていた折縁太良登は、久しぶりに乗せた客の様子見に夢中になっていた。 実はこの折縁太良登。 この南の島では、ちょいと有名なタクシー運転手なのである。 運転中に歌を歌いだしてみたり、天然ともいえるボケで全然違うところに到着したり。 南の島の住人は、タクシーを頼むときに「折縁以外で」と頼む人がいるくらいで、 緑田は、折縁にとって数ヶ月振りのお客だった。 そんな折縁と緑田の目が鏡越しで合う。 「おい、運転手さん。悪いが急いでもらえるか」 「はい。かしこまりました」 折縁は、アクセルペダルを踏みこんだ。 「これ、プレゼントなんだけど。包装してくれ」 ホテルに到着した緑田はブランドショップで黒のピンヒールを選び、急ぎ足で部屋に戻った。 コン、コン、コン。 「・・・・・・・」 部屋からは応答がなかった。 コン、コン、コン。緑田はもう一度ノックをする。 「亜梨葉様~ただ今戻りました」 「・・・・・・・」 {寝てるのかな。起こされると機嫌が悪いからな。仕方がない、少し時間をつぶしてからまた戻ってくるか} 緑田はエレベーターに乗った。 芳雄 平川 久万の3人はチェックインを済ませ部屋に向かった。 「きゃああああああああああ」 エレベーターに乗ると、手足ばらばらに切り裂かれた緑田が倒れていた。 その頃ホテルのプールで、亜梨葉は泳いでいた。 1キロ泳いで休憩をとっていると、悟郎がやってきた。 「ごろちゃんうまくいった?」 「ばらばらにしてやったよ」 「え?どうゆうこと?」 「ふふん」 梧郎は何事もなかったかのようにビールを飲んだ。 織重梧郎も亜梨葉のSMクラブの客だった。 亜梨葉は前日偶然ふふーんビーチで悟郎を見かけた。 たかしは奴隷として連れてきたのであり、亜梨葉にとってHの対象ではなかった。 しかしたかしは、勘違いして亜梨葉に迫ってきたのだ。 その場は、体調悪いから明日にしよといって乗り切ったが、今夜どうしようかと思っていた。 翌朝梧郎に相談すると梧郎は心配しないで任せといてといったのだ。 権田世慧と野琵は後藤の意思を引き継ぎシッタカ文明の研究をするため南の島にやってきた。 権田際と権田世慧は、仲の良い双子の兄弟だ。 お互い南の島に行くことを知っていた。 世慧は、ホテルのバーに、際を呼び出した。 際は光江に一緒に行こうと誘ったが光江は疲れたから部屋で休んでるといった。 「よお」 「よおひさしぶり」 「初めまして野比です」 「世慧の兄の際です」 3人は2時間ほど飲んでお開きになった。 ドカーーーーーーーーーーーン 際が部屋に入ろうとドアを開けた瞬間ものすごい爆発音がした。 小型の爆弾がドアを開けると爆発する仕組みになっていたようだ。 ホテルの従業員やお客が駆けつけ際と光江を救助しようとしたが2人は死んでいた。 爆発音は1Fのリネン室まで響いていた・・。 (また、事件・・・?!。また、だれか死んだのかしら・・・・。) ホテルのメイド、海老川真予は、つぶやいていた・・・。 はやく、これを集めて財宝をもって、こんな物騒な島から出で行かなきゃ。 あの日、子供たちが奪い合っていたぴかぴかの石がそこあった。 ASTT・・・・そして、あたしも持ってるK。 彼女は、本土で生まれ何も知らず普通に育ちCAの仕事をしていたのだが、 一昨年亡くなった母親の遺言で、自分がシッタカ一族の血を受け継ぐ子孫の一人である事と、彼女の家に代々受け継がれてきた「Kの石」の存在を知った。 だが、シッタカ文明の財宝の秘密についてはあまり詳しくは書いてなかった。 すでに彼女の母親の時点でその辺のところは曖昧になっていた・・。 その後、何度なく南の島に足を運ぶようになった彼女は、海老川と恋におち結婚し子供を産んでいた。 何事もなく、平和な毎日を過ごしていたのだが、偶然にも「Kの石」と同じ輝きを持つ4つの石に出会ってしまった。 【SITTAKA】文明・・・・・・・残りはどこにあるのかしら。 ゆかりは、司法解剖に回っている剣斗の遺体とも会うことができず、失意のまま一度本土の自宅マンションに戻っていたのだった。 一緒に住む姉がやさしく出迎えてくれた。 剣斗の使っていたのランドセル、机、ラジカセ、帽子・・いっそうの悲しみがあふれだして、涙が止まらなかった。そんなゆかりを見て、姉は実家に帰る事を提案したのだった。 母も父も兄夫婦も事情は姉から聞いていたから、何も聞かず出迎えてくれた。 そこには都会にはない穏やかな時間が流れた。 二日後、南の島警察から電話があった。 剣斗の遺体の引き取りをという事だった。早速、島へ向かうというゆかりに母が一通の手紙と何がが入った小さな袋を渡した。 飛行機の中で手紙を読み、小さな袋を開けてみると、そこには「F」と刻まれた光る石が入っていた。 空港に降り立ったゆかりは、珍しく重い雲に覆われた空を見て、大きな不安に襲われていた。 Next:曇行く空 Back:争いを呼ぶ輝き
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Mの憂い@-1st.stage★Puzzled of fragments Chapter 3 それぞれの思惑 部屋に戻ってきた人志は玲亜に言った。 「このフロアーで子供が殺されたみたいやわ。なんかこの階に泊まってるやつらが疑われてるみたいやな。」 「人殺し?うち怖いわ。」 彼らは、昨日からこの島に入っていた。 今日は、昼間テニスを楽しんだ後、情事の最中に警察に呼ばれたのであった。 「しかし、Hの邪魔しやがって。続きするぞ!」「うちそんな気にならんわ。あんたすぐ近くで人が殺されてるねんで。」「しゃあないなあ、飯でも食いに行くか?」「あんた平気なん?うち食欲もなくなったわ。」 彼は典型的な楽天家だったのだ。 {ほんでも、ええ女仰山泊まってるなあ。SM女王も、警察に偉そうに言うてた女も、殺された子の母親もええ女やったなあ} 人志は、一緒に来た玲亜以外の女にもう目移りしていたのだった。 1階のイタリアンレストランでは、権田と光江が食事をしていた。 「際ちゃん。私、拘束されたりしない?ゆかりと昔もめた事なんて、調べればすぐに判るでしょ。」 「大丈夫じゃ。おれが付いてる。」 それを聞いた光江はますます心配になった。 「おい玲亜。あそこにカップルおるやろ。あれもどうみても不倫やなあ。しかし連れて来るんやったらもっと若いええ女にしたらええのに。」「そんなん言うたら失礼でしょ。」「そうか。。。人それぞれやし、まあええけど。」 「酒でも飲まなやってられんわな。」「おーいウェイター?バローロは何がある?」 彼らは2本目のワインを頼んだ。 そこへオーナーの涼島瞳海とGMの雲丹糊矢がやってきた。 「お客様、本日はご迷惑をおかけしております。本日のお食事は当方で持たせて頂きます。」 「えっそう?ありがとう。お言葉に甘えてご馳走になるよ。」 オーナーとGMは、特別階の宿泊者全員にお詫びに回っているようだった。 「しまったなあ。。ただになるんやったら、もっとええワイン頼んどけばよかった。今からもう1本いくか?玲亜?} 「ウェイター?ルパンあるか?ルパン持ってきてくれ。」 彼はそう言うせこさも持ち合わせていた。 権田と光枝は、早めに食事を済ませると、ふふーんドームに向かった。 この日ふふーんドームで、スーパーアイドル 天野典子(通称テンテン)のコンサートが行われる。 大のテンテンファンである権田は、このコンサートも南の島に来る目的のひとつだった。 しかし、コンサートの開始時間を過ぎてもテンテンは姿を現さなかった。 「てんてーーーーーん てんてええええええん」 そのころスタッフが、テンテンを探していた。 テンテンは、1時間前にトイレに行くといって楽屋を出て戻ってこなかった。 「だめです。どこにもいません。」 このコンサートの主催者である涼島のもとに、マネージャーの代田ココが報告に行った。 「ったく・・・どこいったんだああああ」 涼島はコンサートを中止にして警察に捜索願いを出すことにした。 「どうしたんだろうね急に中止って・・」 「テンテンに何かあったのかな」 ホテルに戻るタクシーの中で、権田はコンサートが中止になったことよりも、ずうとテンテンのことを心配していた。 そんな権田に光江は、少しうんざりしていた。 「もおおおいいかげんにしてよ。そんなことばっかり言ってるなら今日はHなしだからね」 「ごめんなさい。もうテンテンのことは話題にしないから許してええええ」 「ふふん」 光江は寝たふりをした。 「何でも欲しい物買ってあげるから機嫌直してよ」 光江は返事しなかったが、ホテルに着くと、二人はホテルの中にある24時間営業の某ブランドショップに向かった。 ブランドショップに入ろうとした時、中にいたお客らしい人が出てきた。 「あれえええええ テンテン」 権田はびっくりしてその人に話しかけた。 「天野典子さんですよね?」 「いえ違います。よく似てるって言われるけど違いますよ。」 その女は、そう言うと走ってその場を立ち去った。 しかし大のテンテンファンである権田は、あの女が天野典子であることを確信していた。 その頃玲亜が寝た為、1人寂しい人志はロビーに降りてきていた。 バーでの運命の出会いを信じて… そこでばったりと天野典子に出会った。 「あれ?彼女 こんな時間にお1人ですか?」 「いえ。そろそろ戻ろうかと。」 「そうですか。よければそこのバーで1杯飲みません?寝付けなかったので少し飲もうかと思って降りてきたんですが」 典子はテンテン?と聞かない彼を、自分の事を知らないリゾート客だと思った。 それに約束の時間まで、まだ大分ある。 時間つぶしには丁度いい相手だ。 「じゃあ外で、夜の海でも見ながら飲みますか?」 「外の店はもう閉まってますよね。そこのバーでお酒もらってきます。」 そう言って、人志はバーに入っていった。 {若いけどええ女やなあ。なんとかしたいな。ここは奮発してええ酒持っていったろ。} そんな事を考えながら、バーで酒をボトルで持ち出せるようウェイターに頼んだ。 「冷えたシャンパン、ボトルであるか?」「はい、クリュグがございますが。」 「それでいい。それとシングルモルトも1本だ。マッカランの18年でいい。水と氷も頼む。」 「それとグラスを2つづつくれ。シャンパングラスとロックグラスだ。」 酒をもらった人志は、典子と裏の海へ出て行った。 Next:動きだした悪意Back:秘密
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モンスターハンターの情報・裏技・攻略・質問 ちんこいじいじ童貞君 -- いんぽ (2007-07-27 12 23 11) ハリセンボンですよね -- 大室さん (2007-08-28 22 55 22) 死神ですよね -- 坂本さん (2007-08-28 23 14 32) それは僕のことですか? -- 佐久間さん (2007-08-28 23 18 53) はぁ? -- 田津 (2007-08-28 23 21 07) 僕 -- 大室さん (2007-08-28 23 22 12) 僕明日自殺しまーす -- 佐久間さん (2007-08-28 23 28 47) 必ず -- タード (2007-08-28 23 35 06) テメェー 絶対死ねよ -- 大室さん (2007-08-28 23 41 07) 糞漏らしてすいませんでした -- 大室駿 (2007-08-28 23 43 58) 佐久間死ね -- 名無しさん (2007-08-28 23 47 28) 僕糞漏らしてしまいましたすいませんでした -- 大室駿 (2007-08-28 23 54 20) 佐久間死ね -- 速く死ね (2007-08-28 23 55 11) 大室駿死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね -- 多ムロ死ね (2007-08-29 00 12 41) 佐久間俊樹死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね -- 佐久間俊樹死ね (2007-08-29 00 26 21) 僕社会のテストで0点とっちゃったヤバイ そろそろ自殺しなきゃ! -- 佐久間さん (2007-08-29 00 29 01) 僕馬鹿以下です -- 大室さん (2007-08-29 00 31 28) ずいぶん荒らされましたね(∪o∪)。。 -- 柏木 (2007-08-29 00 45 52) 死ね死ね死ね死ね死ね死ね入れ歯安定剤キモ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね全教科の合計点数0です死ね死ね入れ歯安定剤キモ死ね入れ歯安定剤キモ死ね入れ歯安定剤キモ死ね入れ歯安定剤キモ死ね入れ歯安定剤キモ死ね入れ歯安定剤キモ死ね入れ歯 -- 大室駿 (2007-08-29 00 50 52) 大室さんが少し反省しなきゃあかんな -- ビリー (2007-08-29 00 53 04) JMTJADTKDJOmjagaaga -- 蝌磋南淆 (2007-08-29 00 58 11) みなさんさようなら -- 佐久間さん (2007-08-29 01 07 36) 古島 -- 泣かすぞ (2007-08-29 01 18 49)
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ぷよm@sアナリーゼ 1.絶対運命黙示録(Part5 11 17・Part12・Part34) ○少女革命ウテナ ぷよm@sBGMといえば、なんといってもウテナ。ということで一回目はウテナから「絶対運命黙示録」です。元ネタは上記TVアニメ(全39話)の劇中歌から。作詞・作曲はJ・A・シーザー。こんな名前でもれっきとした日本人らしいです。なお、ここらの情報はウィキペディアやニコニコ大百科が詳しいです。 ウテナの代名詞とも言える本曲は、毎回決闘をさせられる主人公ウテナが、決闘場に向かう場面で必ず流されます。変身(?)シーンも入るいわゆるテンプレなのですが、決闘BGMが毎回違うのとは対照的に、毎回繰り返し流れる本曲は極めて強い印象を残します。次回予告でもセリフで必ず「絶対運命黙示録」と締めますし、何か特別な意味があるのでしょうか? ぷよm@sでは各部パートの最終決戦、という場面の直前で登場。ウテナと同様、決闘へむけて視聴者の気持ちを盛り上げる、いわゆる煽る効果を持たせています。ぷよm@sを見てからレンタルで一通り見ただけの私でもそう感じるのですから、元々のファンの人にはたまらないものがあることでしょう。 他の決闘曲も含めシーザー独特の作詞はいびつに印象に残り、慣れていないぷよm@s視聴者には「変な歌」扱いされています。何せ、「もくし くしも しもく くもし もしく しくも」ですからねw ○なぜウテナ? ぷよm@sは大まかに言ってノベルパートとバトル(ぷよぷよ対戦)パートに分けられますが、初期のバトルパートのBGMは、ほとんどがウテナとなっています。そこで疑問に思うのは、タラPはぷよm@s中のバトルBGMでなぜウテナを採用したのでしょうか? タラPほどの知識量があれば「変な歌」よりももっと有名なものや、あるいは無難なものが選択できたはずです。 それらの曲ではなくあえてウテナ、という点にタラPのこだわりが感じられます。ここから考えられるのが、視聴者にぷよm@sという作品をウテナのような感じで見てもらおうという「雰囲気づくり」なのです。 繰り返し行われていくぷよバトルのBGMを同一にするのではなく、ウテナのように様々な楽曲で色づけていきたい、という狙いもあったとは思いますが、何よりも「少女」たちの「決闘」を描くウテナの世界観をぷよm@sに取り入れたいという思惑があって、真っ先に採用していったと考えるのです。 ぷよ対戦のカードごとに歌詞のイメージが重なるウテナ楽曲を使用しているのはお分かりだとは思いますが、その中で特に私の印象に残っているのがPart29の幻燈蝶蛾十六世紀(酔っ払いあずさが伊織をギッタンギッタンにするシーン)です。 「いたわしや老いの身の」って、タラPひでえw
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ぷよm@sアナリーゼ 0. はじめに ○元ネタを探る行為 いわゆるMADというものは何かしらの元ネタがあるものです。多くの場合、それが「笑い」など面白さのツボになるわけですが、前提となっているのが元ネタであるため、そこに理解がないと面白さ半減、あるいは全く面白さが分からない、ということになってしまいます。 ぷよm@sはMADというべきではないほどのオリジナルな物語ではありますが、作者である介党鱈P(以下タラP)はぷよm@s作中で二次創作であることを意識したネタをかなり用意しています。私の性分ではありますが、そこが分からないというのは悔しいのでググったりするわけですが、ぷよm@sの為に元ネタのマンガやアニメなどを一から見始めることもしばしばです。 つまり元ネタを探る行為とは、ぷよm@sの面白さを十二分に味わう為の行為に他なりません。 そんなライフスタイルが定着してから結構な年月が経ちまして、昔に調べたものは早くも忘れそうになってきているので、ここらでまとめてみようという思いがこの一連の記事の目的です。ぶっちゃければ私の備忘録ですね。 以下書き綴るものはその調べ物の中から特にBGMを中心とした紹介をしていきます。本当は登場するBGM全てを書いていきたいのですが、ものすごい量でもありますし、調べ切れていないので、特に印象に残った曲とその元ネタ(作品)を総括的に触れていきます。 ○なんちゃってアナリーゼ タイトルの「アナリーゼ」とは、一般的には楽曲がどう作られているか知る行為・学問のことです。特にクラシック音楽においては作曲者の意図や時代背景などを調べ上げることで作品を理解していく行為です。よく聞く言葉に言い換えれば「アナライズ(分析)」でしょうか。 もちろん作中のBGMはタラPの作曲ではありませんし、楽曲自体の構成分析をするわけでもありませんから、厳密に言えばアナリーゼでも何でもありません。ただ、強烈に印象に残るBGMの元ネタを調べていく内に、タラPがなぜその曲を採用したかという意図が見え隠れするのが非常に面白いものに思えてきたので、それを解説する体裁を取ることで私自身がぷよm@sの面白さの再確認できればと、記事にまとめてみました。 ○アナリーゼ見本 というわけで、要するにこんなものが書きたい、というお手本とも言える記事を一つ紹介します。 http //d.hatena.ne.jp/akuraiNSX/20090711/1247314077 ぷよm@s感想記事の第一人者、悪来さんの「バベルの崩壊(パトレイバー)」の解説です。元ネタへの深い理解のもと書かれたこの文章は、Part12が神回たる理由が解説されつつ、しかも熱いという完璧なアナリーゼです。 実は、後日タラPがツイッターで「バベル」を採用したのは偶然だったという暴露ツイートをするのですが、もちろん私は信じていません。なぜなら悪来さんの解説の方が「お話的に面白い」からですw この考え方に基づき、ぷよm@sアナリーゼは私個人の妄想・思い込みによる解説、そういうスタイルでいきますのであらかじめご了承くださいませ。また先に書いた通り、私自身の作品理解度を上げることを主目的にしていますので、間違いに対して指摘やご意見を頂けると泣いて喜びます。
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ぷよm@sアナリーゼ 4.arcadia(Part14 15 18) ○アイドルマスター ぷよm@sがアイドルマスター(アイマス)の二次創作であることを知らない人はいないと思いますので、アイマスの解説は無用のような気もしますが、コメントを見る限りではアイマスを知らないという人も相当数いるようなので、簡単に説明を。 「arcadia」はキャラクターの利用元でもあるアイマスからの曲です。マルチメディア展開をしており、アニメなど多種多様な作品が存在しますが、音楽(CD販売)が一つの軸になっているのは間違いありません。オリジナル曲だけでも200曲以上存在するのですが、本曲は如月千早という一キャラクターの為に書き下ろされた曲で、現実世界ではアルバム「Master Special 03」に収録されています。 かたくなで歌への思い入れが人一倍強い、という設定の千早へ振り分けられる曲は「蒼い鳥」のような演歌的とも言える朗々と歌い上げる曲が多いのですが、本曲は珍しくアップテンポなナンバーでアニメの主題歌的とも言えます。ウテナ風に言えば「千早の決闘曲」となるのでしょうか。 アニメ版アイマスでも15話で使用されていましたが、あちらのあんまりな使われ方と比べると、ついに決着という場面で使用される本曲への感情移入度は半端なくて、アイマスオリジナル楽曲の中でも指折りの印象を残しています。 ○本家とは一線を画す? 上記のように本曲はぷよm@s上において極めて強い印象を残すのですが、ぷよm@s全体で考えるとアイマス楽曲はほとんど使用されていません。初期の頃はゲーム用BGMをノベルパートで使用されていましたが、近作ではそれすらも「うみねこ」に取って替わられているような状況です。 アイマスの二次創作なんですから、もう少し割合が高くても自然のような気がします。ぷよm@sと並び称される作品である「アイマスクエストⅣ閣下列伝(作者ておくれP)」が積極的にアイマス楽曲を使用しているのとは対照的です。ここに何か意図はあるのでしょうか? タラPに聞いても恐らく「特に考えてない」という答えが返ってくるでしょうね。分かってはいるのですがそこで終わってしまうと本記事が成り立たないので、妄想力全開で考えてみますと、動画説明文などでたまに表現される「厨二ノベマス」というキーワードが思い浮かびます(ノベマス=novels master)。 「厨二(=中二)病」という言葉はスラングとして一般的には否定的な意味あいで使われますが、ノベマス界隈では「正々堂々と厨二しよう」という運動があるようですw タラPは「ぷよm@sは厨二である」とハッキリと宣言している訳でもないのですが、ほとんど言ってるも同然ですので、「ぷよm@sのどこが厨二?」とあえて分析してみます。 はっきりと分かるのは、ぷよぷよ対戦がまるで命のやり取りをするかのような過剰な舞台設定。それと、登場するキャラクター間の人間関係を意識的にギスギスさせていること、辺りでしょうか。 これらの公式作品との違いを自覚しているからこそ、公式の音楽を使わないことによって「ぷよm@sは本家とは違いますよ」と言いたいのかなぁ、と妄想力豊かな私は考えています。・・・劇場版のアイマスはどんな感じだったのでしょうか? この辺のところがちょっと気になってます。
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ぷよm@sアナリーゼ 2.ネイティブフェイス(Part8 13 23) ○東方 いきなりですが、私の携帯の着メロはずっと「ネイティブフェイス」になっています。言うまでもなく、ぷよm@sの影響です。東方のことはよく知らないのに使用し続けている、ということで、いかにこの曲が流れた場面のインパクトが大きかったか、というのは理解していただけると思います。 よく知らない私が解説というのも変な話ですが、「ぷよm@sアナリーゼ」ですので、簡単に説明を。 「東方」 元ネタは弾幕ゲームとも呼ばれるシューティングゲームです。「東方project」の名を冠する一連の同人ゲームなのですが、二次創作が非常に盛んで、特にニコニコ動画において「東方」といえば、それに関連する一大コミュニティそのものを指す言葉と言えるでしょう。ボーカロイド・アイドルマスターと並び「御三家」とも言われたりしています。 作品ごと、さらにボス戦ごとにBGMが用意されており、本曲は「東方風神録」のEXTRAボス、洩矢諏訪子のテーマ曲です。評価の高い東方BGMの中でも屈指の有名な曲で、ニコニコ動画内でもたびたび耳にします。 作曲者はゲーム制作者でもあるZUN氏。ニコニコで活動しているわけではないのですが、オタク界隈ではかなり有名な人です。東方が人気なのは同氏の二次創作への寛容な姿勢が大きな要因と言えるでしょう。 上記のようにBGMの人気は非常に高くて、数多くの人が「歌ってみた」「弾いてみた」そして「アレンジ」してみたりしています。「東方アレンジ」とも言われ、人気の曲はさまざまなアレンジ曲が動画で公開されています。ぷよm@sPart8で使われている本曲もオリジナルではなく、彩音さんのアレンジです(sm5967171) ○逆転のモチーフ? さて、ぷよm@sでは東方のBGMも割と使われています。本曲の後は順にPart11・14・26・27。タラPが東方にも精通していることが窺えるのですが、千早が絡んでいることがかなり多いのが特徴です。元々千早は登場回数が多いので、偶然と言ってしまえばそれまでなのですが、ここには何かあるような気がします。 「ライトモチーフ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? オペラやバレエ音楽で使われるのですが、楽曲中において特定の人物や状況などと特定のフレーズを結びつけることで、その場面をすぐイメージさせる為の手法です。こんな小難しい説明ではなく、単にテーマ曲と言った方がいいのかもしれません。 もちろん東方BGMが全部同じフレーズを含んでいる訳ではありませんので、適当すぎる表現ではありますが、タラPの中で何らかの関連性を持たせているような感じはあります。 千早=東方というイメージなのでしょうか? 東方への理解が少ないこともあるかもしれませんが、この解答は今のところ見いだせていません。ぷよm@sを見始めて以来、ずっと考えている最大の謎ですw あるいは人物・千早と結びつけるのではなく、状況を結びつけているのかもしれません。 状況を考慮するなら、これまでの流れをひっくり返す場面であることが多いので、「逆転のモチーフ」という考え方をしているのかもしれません。ただ、こちらの考えでも問題点となるのは、それが東方に繋がらない、という点です。 ・・・ぷよm@sアナリーゼは私一個人の妄想で構成されております。皆さんのご意見をお待ちしております。
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ぷよm@sアナリーゼ 3.golden slaughterer(Part12 6 13) ○うみねこのなく頃に 第一回目で「ぷよm@sBGMと言えば何と言ってもウテナ」と言いましたが、使用割合を考えれば実のところ、ぷよm@sBGMといえば「うみねこ」なのであります。その使用頻度はノベルパート・ぷよ対戦パート共に他を圧倒する勢いで、特に千早編終了後の2010年頃はBGMの大半がうみねこ、という使われ方をしています。 さて、その「うみねこ」 正しくは「うみねこのなく頃に」というタイトルで、シリーズ作品としてこれまでに8本リリースされています。マンガ・アニメ化などもされていますが、元々はゲームです。東方と同様、いわゆる同人ゲーム(インディーズ)ですが、プレイステーションにも製品化されるなど、それほど同人という感じはしないです。 同人ゲームというのは基本的に少人数で制作するものだと思われがちですが、うみねこはBGMだけでものべ20人以上の人が参加してる模様です。それぞれの作品ごとに新曲を10曲以上用意しているのですから、この点でも同人っぽさがない、ある意味完全にプロの作品です。 次々と起こる猟奇的な殺人や魔女にまつわる謎を追っていくアドベンチャーゲームに分類されるのでしょうが、ただ本作は決して「謎解きゲーム」ではありません。「ポートピア」や「金田一少年の事件簿」のような謎解きの様式で話が進んでいくにもかかわらず、肝心の謎を解明することは(恐らく)ありません。 謎解きではない、というのは一作目を見ただけにすぎない私の推察ですが、世間の評判を聞く限り二作目以降も同様に展開しているものと思われます。要するに謎解き「ゲーム」ではなくて、雰囲気を味わう「作品」なのでしょう。そう考えればこの作品は十分魅力的であり、更にその雰囲気を味わう為のBGMはどれもこれもがとても素晴らしいです。 ○ウテナの補完 さて、今回取り上げる「golden slaughterer」 日本語にすれば「金色の殺りく者」です。この「gold」は金髪(の魔女)と金塊(を狙う殺人鬼)の二つの意味を掛けているのでしょう。ぷよm@sでは、金髪=美希。このあたりもタラPは意識しているのではないでしょうか。 コメントにも「人が死んだかのようだw」と書かれていましたが、それもそのはず、うみねこでは実際に殺人事件発生という大きなイベント時に流されます。その緊迫感たるや、うみねこBGMの中でも随一ではないでしょうか。ぷよm@sでは千早が圧倒される場面で流れていますので、さらに絶望感も付け足された感じになっています。 うみねこはPart12までにもそこそこ使われていましたが、本曲の強烈な印象によって、これ以降「ぷよバトルで負ければ死ぬ」というw、ぷよm@sのカラーが完全に固まりました。これは当初タラPが目指していた、ウテナによるぷよm@sの雰囲気づくりを補完する意味合いがあります。 本来ならば和気あいあいとなるはずのぷよぷよ対戦が、対決色を打ち出すためにウテナを、そして物語の流れで特にシリアスな雰囲気にしたい時にはウテナよりもむしろ、うみねこ、というタラPの判断があるのではないかと推察します。 せっかくの機会ですので、これまでにぷよm@sで使用された「負けると死ぬ」うみねこの曲を三つほど紹介します。 ・継接キメラ(Part23 2 11) 雪歩のラスボス感がヤバイ。もはやホラー。 ・Alive(Part28 12 52) やよいと真美の壮絶なフラグ合戦のラスト。やよいの思いに心打たれます。 ・Answer(Part31 20 06) 走馬灯状態からの起死回生のカウンター。初見時には何が起きているのか理解できませんでした。
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m&m 作詞/タマムシ 君のポケットにはいつでもm&mが入っていたよね お腹がすいたらとりだして美味しそうに食べてたね 一緒にやった色あてゲーム、君はとても強かったな。 好きな色は確か黄色だったかな… 記憶の片隅にある君とm&m、最近食べてないんだ、一袋100で安いのに 食べると泣けちゃうから食べないのさ
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このページはこちらに移転しました m&m 作詞/タマムシ 君のポケットにはいつでもm&mが入っていたよね お腹がすいたらとりだして美味しそうに食べてたね 一緒にやった色あてゲーム、君はとても強かったな。 好きな色は確か黄色だったかな… 記憶の片隅にある君とm&m、最近食べてないんだ、一袋100で安いのに 食べると泣けちゃうから食べないのさ (このページは旧wikiから転載されました)